ダイエット資格の違いを分析。あなたが求めている資格にたどり着く方法を教えます!


2020年2月7日

肥満、健康、ダイエット…これらを意識しない日はないと言ってもいいくらい、現代人にとっては関心のある問題かと思います。グローバル化が進み、昔ながらの日本の食生活が失われつつある今、私たちはよほど意識しないと糖分や油分の摂取過多に陥ってしまいます。このような現状を受けて、肥満やダイエットの知識に対する需要が高まっているのも事実です。そこで今回は、私たちがこれらの正しい知識を身に付けようと思った時にどんな学びがあり、どんな資格が得られるのかということを日本肥満予防健康協会の藤田賢史理事長に教えていただきました。

―肥満予防やダイエットに関する学びと資格はたくさんありますが、代表的なものではどのようなものがありますか?

まず私たち日本肥満予防健康協会が開講している講座がいくつかあり、修了すると資格を得られます。それぞれの特徴を説明いたしますね。

【肥満予防健康管理士】

肥満予防の理論を体系的に学びます。数ある肥満予防の資格の中でも最も詳しく時間をかけて学ぶので、健康に対する志の高い方に向いていると言えます。受講者としては看護師、栄養士、エステティシャン、スポーツトレーナーなど健康に関わる仕事に従事している方が多く、知識を増やし深めることで自分のスキルアップに繋げています。また、少数ですがプロのアスリートの方がご自身のセカンドキャリアのために資格を取得する場合もあります。

【肥満予防健康指導員】

肥満予防の理論の基礎を学びます。『肥満予防健康管理士』は肥満予防の知識を網羅的に体系的に学びますが、それに対してこちらは入門編といっても良いでしょう。受講者としては健康や肥満の問題を情報として扱うお仕事、例えば医療系のライターや出版社の方が多いです。『肥満予防健康指導員』を取得後、さらに学びを深めようと『肥満予防健康管理士』の取得を目指す方もたくさんいます。

【ダイエットアドバイザー】

知識の獲得が目的ではなく、ダイエットのやり方や指導のし方を学ぶ実践的な資格です。お仕事として実際にお客様に接する方が指導のテクニックやノウハウを学びます。エステティシャンやスポーツトレーナー、インストラクターなど現場でダイエットの指導をしている方の受講が多いです。

他に、当協会以外でも「日本ダイエット健康協会」という活動団体が認定している資格や検定があります。

【ダイエットインストラクター】

ダイエットの理論を学びます。ダイエットに関わる基礎知識と最新知識を学ぶほかに、資格取得後の資格の活用の仕方や健康ビジネスの進め方なども学ぶので、実用レベルで知識を獲得したい方には向いています。

【ダイエット検定】

ダイエットの知識獲得の到達度をテストするものです。知識獲得のレベルにより1級と2級にわかれます。2級は自己管理や家族、友人にアドバイスができる程度の知識が身に付きます。1級になると職業レベルでの活用が可能で、カウンセリングや指導のスキルも身に付きます。

 

―資格には大きく分けると肥満予防に関するものとダイエットに関するものがありますね。そもそもこの2つは似て非なるものだと思うのですが、どのような違いがありますか?

肥満予防とは健康な体型を維持することです。一方ダイエットとは健康な体型を維持するための手法です。肥満予防は知識に支えられたもので、ダイエットは行動によって成立しているとも言えます。しかしこれらは不可分なもので肥満や健康に関する正しい知識がないと毎日の行動に反映されません。当協会がどちらの学びも提供しているのは、より総合的に健康について洞察を深めて欲しいと願っているからです。

 

―協会の理念にも繋がると思うのですが、肥満予防の知識を普及させることの必要性を感じるのはなぜですか?

協会の原点は、もともと医療の現場でスタッフ指導のプログラムでした。具体的には人間ドッグの結果から生活習慣病やその手前のメタボリックシンドロームなどの診断が出た方への指導方法を教えていたのです。その頃から肥満というものがいかに健康に良くないかということを実感していました。その害はアルコールやタバコ以上とも言われています。肥満は心臓疾患や内臓疾患、筋肉への負担、精神への悪影響など様々なところに害を及ぼします。健康に長生きするためには、肥満予防を心がけ実践することが重要だと感じ、正しい知識の普及に努めようと思ったわけです。

 

―これから資格を取得しようと考えている方にアドバイスをお願いします

肥満予防の知識を獲得すると、まず自分を守ることができます。そして次に身近な人を守ることができます。『肥満予防健康指導員』を取得する方の中には主婦の方もいらっしゃいます。「夫が会社の健診でメタボと診断されたから」「娘が無理なダイエットをしている」などの理由で、ご家族を守るために自分が学ぼうと決意されるわけです。今は肥満やダイエットに関する情報が溢れていて、個人が取捨選択することによって間違った知識を身に付けてしまうこともあります。お仕事に直結しなくても自分と身近な人が健康に長生きするために、肥満予防の正しい知識を身に付けることは意味のあることではないでしょうか。

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人生100年時代と言われている今、個人個人が健康を意識し元気に長生きすることが大事なのですね。肥満予防の知識はこれからの社会でますます需要が高まってくるのでしょう。今日はありがとうございました。