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正しいダイエットとは?


2021年1月14日

日本肥満予防健康協会です。生活様式が変わり、自分と向き合う時間が増えたという方は多いのではないでしょうか。これまで不摂生な生活を送っていたけれど、長引く自粛生活のおかげですっかり健康を取り戻したという方もいるかもしれませんね。

そこで今回お伝えしたいのは正しいダイエットについてです。このご時世で美容と健康への関心が高まり様々な健康方法が取り沙汰されていますが、情報に惑わされ、謳い文句や口コミだけでダイエットを選んでいませんか?ダイエットを始める前に正しいダイエットを選ぶこと。そこからしっかりと考える必要がありそうです。

 

正しいダイエットとは?

世の中には2万6千通りのダイエットがあるそうです。世界のどこかでは、きっと今日もまた新しいダイエットが生まれていることでしょう。ダイエットはもはやトレンドを通り越してスタンダードになっている印象すらありますよね。

そもそもダイエットに正解はありません。正解がないというより、万人に通じる普遍的な答えがないと言ったほうが良いかもしれません。一人一人の体質や体型、生活習慣は全く異なるので、正しいダイエットとはつまりその人に合ったダイエットということです。日本肥満予防健康協会の考えの一つである「オーダーメイドダイエット」とはまさにこのことです。ダイエットを選ぶよりも前にすること、それは自分の体をとことん知ることなのですね。

 

ダイエットは方法ではなく考え方だ!

ダイエットの種類の多さにびっくりしたかもしれませんが、これらは全て“ダイエット方法”の数とも言えます。方法というのは目的に向かう手段なので道筋が一つではないというのも納得できる話ですが、目的であるダイエットの解釈が間違っていたとしたら、そこはきちんと考え直さなくてはなりません。

ダイエット=痩せること、体重を落とすことだと思っていませんか?もしそうだとしたら、確かに方法は無限にあると思います。極端な話、食べなければ痩せます。しかしそれは栄養失調と紙一重ですよね。私たち日本肥満予防健康協会が考える正しいダイエットとは「太らない健康な体を維持すること」です。栄養、筋肉、適度な脂肪は健康を維持するために必要なものであり、痩せることだけを目的としてしまったら、これらも同時に失うことになってしまいます。もし体重を落とすのであれば、過剰についた余分な脂肪を落とすことが正しいやり方です。筋肉まで落としてしまうと持続可能な体になりません。

私たちはダイエットと健康は密接にあると思っています。健康を手に入れるためのダイエットなのでダイエットで健康を損なうというのは本末転倒です。そして、健康な体を手に入れて何を実現したいのか。ここまでを想定してダイエットを考えております。やりたいこと/チャレンジしたいことなどから逆算して相応しい体をつくる、これこそがダイエットの目的になるのではないでしょうか。

 

世に広まっているダイエットで危険な考え方はある?

・特定の食品の摂取をなくす

「糖質OFF」「脂質OFF」「炭水化物NG」など、何か特定の栄養素や食品をブロックしてしまうダイエットは多くありますよね。実はこれ、危険なんです。例えば「糖質OFF」は、人間の体に必要な3大栄養素の一つを絶ってしまうことになるので単純に栄養不足になってしまいます。糖質が全くなくなってしまうと、活動するためのパワーがなくなってしまいまい、さらに人間の脳はブドウ糖をエネルギー源としているので、糖質不足になると記憶力や集中力が低下するという弊害も起こってしまいます。そして「脂質OFF」ですが、脂肪の中には人間の体内で合成できない「必須脂肪酸」も含まれているので、最低限は摂取しなければなりません。ましてや女性であれば脂質はホルモンや生理機能を調節する物質を作るための必要な要素なので、脂肪は正しい知識できちんと摂取するのが望ましいと言えます。

・特定の食品だけを摂取する

バナナダイエット、りんごダイエット、こんにゃくダイエット…なんだか懐かしい気がしますが、根強く残っているダイエット方法でもあります。確かに痩せるのです。しかし、効果があるからと言ってそれが正しいとは限りません。特定の食品だけを摂取するということは言ってしまえば偏食の極み。ある栄養に関しては過剰摂取になり、それ以外の栄養が不足している状態ということです。どう考えても健康とは言えないですよね。

・過度な運動

過度な運動は様々な弊害を及ぼします。まず、骨や関節への負担。心臓への負担。そして大量の汗による脱水症状。特に日頃から運動をしていない人がいきなりダイエットと称して無茶な運動をするのは危険です。運動によって汗を大量にかくと体重は落ちますよね。しかしこれには様々な弊害があるのです。まず、体内の水分量が少なくなることで血液の濃度が高くなります。そして血液の濃度が高くなると、高血圧、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などのリスクが格段に高くなり、最悪の場合は死に至るというわけです。他に見た目の弊害もあります。水分を失った肌はカサカサになりシワも増えます。髪の毛の艶もなくなり、顔色も悪くなります。そしてホルモンのバランスも崩れ生理不順になる場合もあるので、体重が減った代償としては大きいですよね。

日本肥満予防健康協会のダイエットに対する考えをお伝えします

日本肥満予防健康協会の提唱するダイエットは、いずれも生活に取り入れやすい継続可能な無理のないものとなっています。

【オーダーメイドダイエット】

一人一人の体は違います。そして一人一人の肥満になった原因も様々です。このことを考えると、ダイエット方法もその人に合ったものをオーダーメイドすることが自然なのではないでしょうか。日本肥満予防健康協会が推奨するダイエットは、肥満タイプや体質診断を元にした、その人のためだけの完全フルオーダーのダイエットです。そして、このオーダーメイドダイエットを指導するための「JOPHダイエットアドバイザー」という資格があります。JOPHダイエットアドバイザーになると肥満タイプ診断や体質診断ができるようになり、問診票に沿って分類されたその人の肥満タイプに合わせたダイエットの指導をすることができます。これらは肥満症治療の考え方に基づいているので、安心してアドバイスできるのです。

【抗加齢ダイエット(アンチエイジングダイエット)】

ダイエットをすればほとんどの人が「やつれます」。それは減食によってもともと不足していた栄養素をさらに不足させてしまったことと、減量して落とした脂肪と同程度の筋肉まで失われてしまったからです。私たちは必要な栄養素は残し、脂肪だけを落とすダイエット方法を指導します。

【スローダイエット】

ダイエットは脳をどうコントロールするかが重要です。脳は急激に痩せると体重を元に戻そうとします。だからリバウンドしてしまうのです。要は、脳が体重が減っているのかいないのかわからないくらいのペースで落としていくと、抵抗なくダイエットを継続することができるのです。ゆっくり減らしていくので我慢も必要ありません。これがスローダイエットの基本的な考えです。

【一生ダイエット】

日本肥満予防健康協会のダイエットではリバウンド対策の指導にも力を入れ、減量後も6カ月間は生活習慣をフォローしています。一度痩せた体を維持するためには、ダイエットをした時に身に付けた生活習慣を維持することです。これには無理や我慢を伴わないダイエットであることが重要です。緩やかにダイエットし続ける、これが一生ダイエットです。

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正しいダイエットを知ることは、自分の身を守ることにも繋がります。免疫力や抵抗力が重要視される昨今では、外見だけではなく体の内側へ働きかけるようなダイエットが求められているようです。自分に合った正しいダイエットを選び、健康な毎日を手に入れてみませんか。