毎日の食事が体をつくる!カフェオーナーとして、3児の母としてリアルに感じている“食”のこと


2020年8月10日

日本肥満予防健康協会です。今回ご紹介したいのは大阪府八尾市でカフェTea’s Garden(ティーズガーデン)をダブルオーナーとして主宰している浦城奈織子さんです。

カフェで活動を展開する前は、当協会が運営するダイエットスタジオ「カロリロ」のインストラクターとして活躍していました。日本肥満予防健康協会で取得できる資格のほとんどは持っていて、肥満予防健康管理士の認定講師まで保有しているという完璧すぎるキャリアです!

今はインストラクターとしての活動はお休みし、食育に特化した活動をカフェで存分に発揮しています。そんな浦城さんに食に対する熱い想い、カフェで実現したいことなどをじっくりと聞いてみました。

 

普段の活動を教えて下さい

Tea’s Garden(ティーズガーデン)というカフェで、美肌やアンチエイジングなどを意識したランチやスイーツを提供しています。Tea’s Garden自体は6~7年前からあって、それまでは今一緒にやっているもう一人のダブルオーナーと他の女性スタッフがやっていたのですが、その女性が抜けることになり私が入ったというわけです。私と今のパートナー(ダブルオーナー)は、昔あるカフェで共に働いていたのですが、そのカフェが閉店してしまったのをきっかけにバラバラに活動をしていました。それがまた運命的な再会をし、その時に彼女はせっかく開いたTea’s Gardenをスタッフ欠員後も一人でやっていけるか悩み閉店しようとしていたのです。しかし本当に素敵な場所だったので「私が一緒にやるから!」と彼女を説得し、ダブルオーナーとして継続することになりました。

もともと食に対する関心は高く、短期大学時代に栄養士の資格を取るくらいだったので、トレーナーとしての活動から食の分野に移行することにはまったく抵抗がありませんでした。食の大切さや体に与える影響は身をもって知っているので、今はとにかく自分の知識と経験を駆使して心と体が喜ぶ美味しい食事を提供することに注力しています。

月替わりの「美活ランチ」が看板メニューなのですが、特に意識していることは旬の食材を取り入れることです。旬の食材は栄養価が高くダイレクトに体に届きます。最近はスーパーで何でも一年中手に入る時代ですが、旬というものを意識して食材を選ぶようになると食べ物に対する考え方も変わってきます。季節を感じ、収穫のありがたさを実感しながら食に向かうことの大切さも伝えていけたらなと思っています。

 

どのような経緯で食育に関わるようになったのですか?

自分の妊娠・出産がきっかけでした。私には子供が3人いるのですが、ちょうど協会の最高資格である認定講師にチャレンジしようと申し込みをした直後に第3子の妊娠がわかったのです。勉強をしながらどんどんお腹は大きくなっていき、資格を取得した直後に出産となりました。

認定講師の勉強は肥満予防と健康に対する知識の集大成ともいえるもので、食に限らずこれまでの生活そのものを見直す大きなきっかけでした。これまでも知識はあったのですが、より深く詳しく知ることになったので、当然のように毎日の生活にも知識は反映されます。

食事や運動、生活習慣など隅々まで健康を意識したものに変わったので、そのような時期を胎内で過ごし、やがて生まれてきた子供は健康体そのものでした。多くの乳幼児がかかる乳児湿疹もなく、アレルギーもなく、6歳になった今でも風邪らしい風邪もひいたこともないくらいです。これは明らかに私が妊娠期間に正しく食べものを摂取していたからだと思っています。食べ物が体をつくるということを身をもって知り、この体験は広く共有していくべきだと思いました。

 

食への深い知識は、お仕事でどのように活かされていますか?

 カフェの中では美容と健康を意識したランチとシフォンケーキを提供しています。特筆すべきは、食材として“米ぬか”を積極的に取り入れていること。これはまさしく勉強して得た知識なのですが米ぬかの栄養価は本当に高く、一説によるとお米の栄養の95%が米ぬかに入っているとのこと。米ぬかと聞くとぬか床に使用したり、ちょっと知られたところでは洗剤代わりに使用したりと“食べる”というより“何かに利用”するものとして認識されているかもしれませんが、直接食べるという発想もあるのです。

見た目や風味の問題だけではなく、付着している農薬の問題などもあるので、直接食べることは抵抗ありますよね。しかし、私の夫の実家は有機栽培のお米をつくっていて、そこの米ぬかは安心して食べることができます。米ぬかの認知度は少しずつ上がっていて、食べられる米ぬかを入手できるお店もたくさんあるので、是非ご家庭でも取り入れてほしいですね。

 

浦城さんは3児の母ということですが、ご家庭でつくる食事も凝ってらっしゃるのですか?

それができれば100点なんですが、やはりなかなかそうもいかず毎日バタバタですよ(笑)。

私の料理に対する考え方は結構アバウトで「美味しく食べることができればいい」というもの。凝ったものや正確に分量をはかって作るものはほとんどないです。カフェで提供するメニューも身近な食材をつかった誰もが真似できそうなものが多いですね。だから、家での料理も栄養やバランスは考えてますが、特別に時間をかけて作るようなことはしていないです。特に平日は夕方カフェを終えて帰宅してから夕食までは記憶がないくらい超特急ですね。その辺は、お仕事と家庭を両立している他のみなさんと変わりないと思います。おかずを多めにつくって翌日に回したり、朝のうちにスープ類などは作っておいて夜は出すだけにしたりと工夫をしてやりくりしていますよ。

 

浦城さんの今後のビジョンは?

Tea’s Gardenを一緒にやるようになってまだ2年も経っていないので、今はカフェでの食事に全力を注ぐことが自分の仕事だと思っています。そして、自分の中でも余裕ができて環境が許すのであれば、かつてカロリロでやっていたようなストレッチなども教えていきたいですね。

ここTea’s Gardenにはワークショップなどを行うためのスペースが併設されているので、例えばそこでストレッチ教室などを行い、その後のランチまでも含めてトータルに女性のキレイにアプローチするような活動もしていきたいですね。

いずれにしても、美容や健康は単発的にどこかで取り入れるものではなく、日常の中にどんどん浸透させていくことだと思っています。ここに来て美味しいものを食べて、なんだか体が喜んで…そして家でも実践してみる、という流れができれば嬉しいですね。一回や二回の食事で体は変わりませんが、継続したら必ず目に見えて変わってきます。私の提供しているランチやケーキが食生活を見直すきっかけになればと思いこれからも活動を続けていきます。