体もこころもよろこんで食べる。食べ物で幸せを届けることをライフワークにしている藤屋さんにインタビューを行いました


2020年7月21日

日本肥満予防健康協会です。今回お話を伺ったのは、札幌に拠点に食育活動を展開する藤屋知子さんです。藤屋さんは私たち日本肥満予防健康協会の認定講師でもあり、「肥満予防健康管理士」「JOPHダイエットアドバイザー」「JAMアンチエイジングアドバイザ-」「上級美肌食マイスター」と当協会の代表的な資格のほとんどを保有しています!美容と健康への関心の高さはどこから来たのか?これらの知識をいったいどのようにお仕事の中で活かしているのか?じっくりとお話を伺いました。

 

―これまでの経歴をざっくりと教えてください

これだけの資格を有しているので、もともとの仕事も健康に関することだと思われるかも知れませんが、実は全く違うのですよ。私は大学卒業後に編集の仕事に就きました。もともと体が弱かったことと食に対する関心が人一倍強かったこともあり、「食」で健康にアプローチできる方法はないかと模索し本格的に勉強をしようと思い、会社を辞め、フリーで編集・ライターの仕事をしながら「食」の勉強をし始めました。そして、気が付けば、その学びの場は国内にとどまらず、イギリス・スコットランドのあるコミュニティーで、世界中から集まる人々への食事をつくるという経験まで積むことになっていました。唐突ですよね(笑)

3年間の在英生活では、好きな「スコーン」を食べ歩くという楽しみも存分に謳歌しました。「スコーン」発祥の地だけあって、どんな小さなカフェでも必ず手作りの「スコーン」があり、それぞれに味も形も違います。この体験が、帰国後、それまでの「趣味のスコーンづくり」から、本格的な「スコーン教室」開催のきっかけになり、資格取得後は、体もよろこぶ「ダイエット美肌スコーン」へと進化していったんですよ。

 

―資格取得の経緯は?

3年間のスコットランド生活を終え帰国した後、すぐに生まれ故郷である北海道に移住しました。大学と社会人時代は東京だったのですが、フリーとして活動をしていくにはやはり生まれ育った土地がいいかなと。とはいえ帰国後すぐに食育活動をやろうと思っていたわけではなく、まずはフリーの編集者兼ライターとして活動をしていました。そしてある時、たまたま夫の知り合いの家に遊びに行ったときに、その家の方が「肥満予防健康管理士」の資格を持っていらっしゃって私も興味を覚えたのです。その方は資格を保有しているだけで広めようと活動はされていなかったので、何らかの形でお手伝いができたらなと思いました。

日本肥満予防健康協会の資格は共感できる部分が多く、短期間のうちに関心のあるものは全て取得しました。資格を取得したことで予てから考えていた「食」による健康へのアプローチが現実的になり、スコーンという強力な武器もあるので、この時にいよいよ本格的に食育活動を展開する初期設定ができた感じですね。その方のお手伝いと思っての資格取得やら何やらでしたが、いつのまにか私もどっぷり浸かってしまいました。

 

―メインとなる活動を教えて下さい

いろいろな資格を持っていますが、一番積極的に展開しているのは「美肌食マイスター」としての活動です。札幌で講座やセミナーも開いていますし、メルマガも発行しています。スコーンづくり教室も開催しているのですが資格を生かしての「ダイエット美肌スコーン」ということでやっていますね。乳製品を使わず、ダイエットや美肌づくりに役立つ栄養素を持つ材料をさまざまに組み合わせてオリジナルのレシピで伝えています。札幌は街の規模が程よいので口コミでもそこそこ広がりますし、東京のように気忙しくないので趣味にかける時間をみなさんお持ちになっています。おかげでスコーン教室は人気で長年続いていますよ。

 

―資格を取得したことは、お仕事にどのような影響をもたらしましたか?

私のようにフリーで活動している人にとっては、資格はそのまま安心材料になりますね。美容や健康は専門分野でもあるので、ただ美味しいからという理由でスコーン教室を主宰するのと、きちんと裏付けがあって主催するのとでは説得力が違うと思います。また、自分を通じて資格の存在を生徒さんが知るということもあります。美容や健康に関する知識を深めたいと思っていらっしゃる方は多いのですが、その先の行動としての資格取得を目指すきっかけになっていますね。自分が宣伝みたいなものです(笑)

 

―今後のお仕事のビジョンはありますか?新たにチャレンジしたいことはありますか?

このご時世なので、どこもそうだと思うのですが“教室類”の開催が難しくなってきました。今までは当たり前のように集まって楽しくやっていたのですが、なかなか元のようにはいかないですよね。なので、私も例にもれずオンラインで活動を展開する方法も模索し始めました。料理教室などはオンラインでも可能です。それこそ昔からテレビの料理番組はあるので似たようなものですよね。さらに、出来上がったものをみんなでおしゃべりをしながら食べるという「オンラインお茶会」も企画しています。お互いの成果物を見せ合い、たわいのないおしゃべりをするのは貴重な時間ですよね。このような付随する行為はオンラインでも残していきたいと思っています。

 

―活動を通じて一番伝えたいことは何ですか?

「口にしたもので体はつくられる」と常々思っています。自分の体が弱かったことから食に関心がいったのですが、“健康のため”とか“体のために”と義務感で無理をしてでも「体にいい」といわれているものを食べることは本末転倒のような気がしています。私にとって「美味しい」とは、「体とこころの両方がよろこぶ」ことなのです。美味しいものを食べると幸せになりますよね。その気持ちもまた健康に直結するのではないかと。「どんな気持ちでそれを食べるのか?」ということを意識しながらこれからも食で美容と健康、そしてそれを支える幸せな気持ちを伝えていきたいと思っています。