健康を損なわないために知っておきたい正しいダイエット法


2020年5月31日

知っていますか?今、世界には約2万6000通りのダイエット方法があるのです!そしてダイエットにも流行りがあり、およそ30年サイクルでトレンドは繰り返されるのだそうです。今流行りのあのダイエットもこのダイエットも過去に流行ったものということになるのですね。

しかし、数あるダイエットの中には間違ったものや効果がないもの、さらには健康を損なってしまうものまであるので見極めが必要になってきます。そこで今回は、正しいダイエットを見つけるための基本的な考えをご紹介したいと思います。

 

1 極端な食事制限は危険!糖質OFFの落とし穴

何か一つの特定の食品を制限する“〜OFF”ダイエット、定番中の定番ですよね。中でも代表的なのは「糖質OFF」と「脂質OFF」ダイエットでしょうか。どちらも一定の効果があり、信憑性は高いものですが、やはり極端な制限は健康を損ねてしまいます。どちらも人間の体にとって必要不可欠な栄養素であり、それが欠乏することによって起こる弊害は確実にあるからです。

まず、糖質OFFダイエット。実はダイエットの歴史の中ではもっとも古いものだそうで、甘いもの=太るという認識は昔からあったのですね。テレビや雑誌でも取り上げられ、効果が高いと紹介されていることから、見よう見まねで試された方も多いかもしれません。しかしこの糖質、人間の体に必要な3大栄養素の一つで、摂取を絶ってしまうと単純に栄養不足になってしまいます。そして、お米やパンなど主食に多く含まれていることから主食を減らす/なくす方もいますが、糖質が全くなくなってしまうと、活動するためのパワーがなくなってしまいます。さらに人間の脳はブドウ糖をエネルギー源としているので、糖質不足になると記憶力や集中力が低下するという弊害も起こってしまいます。

それから、脂質OFFダイエット。こちらもダイエットの大敵としてのイメージが定着していますよね。糖質が1gにつき4kcalのエネルギーを出すのに対し、脂質は9kcalのエネルギーを出すというので、制限するなら脂質の方が効果が高そうですね。しかし脂質も不足してはいけない栄養素の一つ。脂肪の中には人間の体内で合成できない「必須脂肪酸」も含まれているので、最低限は摂取しなければなりません。ましてや女性であれば脂質はホルモンや生理機能を調節する物質を作るための必要な要素なので、脂肪は正しい知識できちんと摂取するべきです。

どちらも、制限という意味では効果を発揮しますが、OFFというように完全に摂取を絶ってしまうことはとても危険ですよ。

 

 

2 年々増えるダイエット方法。その中から自分にあったものを見つけるには?

先ほども申し上げた通り、ダイエットの種類は2万6000もあるので、その中から自分に合った一つを見つけることは不可能に近いです。とはいえここまで細かく分類しなくても、いくつかの方法に大まかに分けることはできるので、その中からざっくりと選んでいけば良いと思います。

そして、ダイエットと言ってもその目的は人によって違います。ただ単に体重を落としたいのか、あるいは適度に筋肉をつけて引き締まった体にしたいのか、はたまた見た目は変わらなくても内蔵脂肪だけを落としたいのか…。目的によって、どのようなダイエットを選択するのが良いのかが変わってきます。これにさらにその人の体質や生活習慣なども考慮した上で「もっともその人に向いていて、かつ取り入れやすいダイエット」が自ずと決まってくるのです。

自分に合ったダイエットを見つけるということは、自分を知ることでもあるのですね。

 

3 正しいダイエットとは?4つの考え方を紹介

ここでいよいよ正しいダイエットのお話です。日本肥満予防健康協会では、ダイエットの目的を「太らないを健康な体を維持すること」としていて、提唱するダイエット方法はどれも生活に取り入れやすい継続可能な無理のないものとなっています。

 

【オーダーメイドダイエット】

一人一人の体は違います。そして一人一人の肥満になった原因も様々です。このことを考えると、ダイエット方法もその人に合ったものをオーダーメイドすることが自然なのではないでしょうか。日本肥満予防健康協会が推奨するダイエットは、肥満タイプや体質診断を元にした、その人のためだけの完全フルオーダーのダイエットです。そして、このオーダーメイドダイエットを指導するための「ダイエットアドバイザー」という資格があります。ダイエットアドバイザーになると肥満タイプ診断や体質診断ができるようになり、問診票に沿って分類されたその人の肥満タイプに合わせたダイエットの指導をすることができます。これらは肥満症治療の考え方に基づいているので、安心してアドバイスできるのです。

【抗加齢ダイエット(アンチエイジングダイエット)】

ダイエットをすればほとんどの人が「やつれます」。それは減食によってもともと不足していた栄養素をさらに不足させてしまったことと、減量して落とした脂肪と同程度の筋肉まで失われてしまったからです。私たちは必要な栄養素は残し、脂肪だけを落とすダイエット方法を指導します。

【スローダイエット】

ダイエットは脳をどうコントロールするかが重要です。脳は急激に痩せると体重を元に戻そうとします。だからリバウンドしてしまうのです。要は、脳が体重が減っているのかいないのかわからないくらいのペースで落としていくと、抵抗なくダイエットを継続することができるのです。ゆっくり減らしていくので我慢も必要ありません。これがスローダイエットの基本的な考えです。

【一生ダイエット】

日本肥満予防健康協会のダイエットではリバウンド対策の指導にも力を入れ、減量後も6カ月間は生活習慣をフォローしています。一度痩せた体を維持するためには、ダイエットをした時に身に付けた生活習慣を維持することです。これには無理や我慢を伴わないダイエットであることが重要です。緩やかにダイエットし続ける、これが一生ダイエットです。

 

 

4 ダイエットで健康を損なわないために

ダイエットは痩せるという目的の前に“健康になる”ことが考え方の根底にあります。なぜダイエットをするのか。それは“痩せている”という外見を手に入れるためではなく、太らない健康な体を維持するためです。ですから、ダイエットによって健康を損なってしまっては本末転倒なのです。

ダイエット情報は世の中に溢れています。私たちはその中から本当に自分にとって必要な、そして信憑性ある情報を選択して取り入れなくてはなりません。正しいダイエットは正しい知識から。自分の体とダイエット、どちらもきちんと知ってから正しいダイエットを実践しましょう!

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ダイエットについて専門的に学びたい方には「JOPHダイエットアドバイザー講座」の受講をお勧めします。

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