健康的にやせる正しいダイエット。 ある日の健康会話。


2015年1月9日

   ある日、宮﨑理事長へ質問をする女性。
   その内容は素朴で素直な質問でした。

   「なぜ、ダイエットは難しいのですか?」

 

S:宮崎先生、世の中にはたくさんのダイエット方法がありますよね?

M:そうですね。Sさんは何か思いつきますか?

S:…、リンゴのダイエット、納豆のダイエット、おからのダイエットとかありましたよね。
実際のところ、ダイエットってどのくらい種類があるのでしょうね?

M:あまり知られていないようですが、実はアメリカのワシントンポストの調査によると、過去30年間で2万6千ほどダイエット方法はあるそうです。

S:え~!?2万6千種類?ダイエット方法って本当にたくさんあるのですね。

M:そうですね。本当に驚くくらい多いと思います。
30年の間で世にこれだけ多くのダイエット方法があるのに、国内でも世界でも肥満人口は全体的には増加傾向にあります。
現在、世界の肥満人口は21億人といわれています。
世界的に見れば人口増加の流れなので肥満者の増加もある程度理解できるのですが、問題は日本です。
日本は人口が減少してく流れにありながら、肥満者は年々増加傾向にあります。
多くのダイエット方法は効果が少ないことが考えられます。
一時の減量ではなく、継続的なダイエットの成功者が少ないのでしょうね。

S:そうなのですね。ダイエットって難しいですよね。
わたしのイメージでは、ダイエット中は食べたいものも食べられず、つらいというイメージがあるので、やるなら短期間で簡単に痩せられないかって考えてしまいます。
それと、どうしたらリバウンドしないかとか、すごく気になります。
本当にダイエットって難しいですね。
宮崎先生、なぜダイエットは難しいのですか?

M:いくつか理由があるのですが、代表的なひとつとして、まずは生体メカニズムですね。
人類の長い歴史を見れば分かりやすいのですが、私たちのご先祖のずっと昔、人類は飢餓体験があり、生命を維持していくうえで、飢餓に対応する能力を身に付けました。
これが現在の肥満の大きな原因のひとつとなっています。

S:飢餓体験が肥満になる原因ですか?
飢餓と肥満って反対のようなイメージですが ??? どういうことですか?

M:そうですね。飢餓と肥満のつながりはイメージしにくいですね。
では、車と燃料で例えてみましょうか。
車のエネルギーはガソリンや電気などありますが、これは、どこで手に入れますか?

S:それは、ガソリンスタンドとかですよね。

M:そうですね。ガソリンスタンドなどですね。
車を走らせて燃料が少なくなってきたら、ガソリンスタンドなどへ入り、補給しますよね。

では、Sさん、今あなたは、見渡す限り、たった一つのガソリンスタンドしか見えない荒野にいるとしましょう。
質素な暮らしの中で車を手に入れ、荒野を地図もなく、当てもなく、大都会へ憧れ車で旅する旅人です。

あなたは、旅の途中で、残り少ないガソリンでしたが、そのたった一つしかないガソリンスタンドにようやくたどり着きました。
とりあえず、すぐに車を燃料満タンにしました。

あなたはお店の人に他のガソリンスタンドをしらないか聞きましたが、お店の人はしらないそうです。
あなたは、次、いつ燃料が手に入るかわからない状態です。
さて、どうしますか?

S:お店の人もしらないのですか、では、…何か入れ物を用意してガソリンタンクのほかに、燃料を積むしかないですよね。
お店の人にポリタンクとか入れ物がないか聞きます。

M:そうですね。
お店の人に聞いたら、しっかりしたポリタンクではないけれど、燃料が入れられるような入れ物を用意してくれました。
Sさんだったら、燃料をどのくらい入れ物に入れて、車に積みますか?

S:そうですね、見渡す限り荒野ですよね、燃料がなくなったら動けないですよね。
それは、もう、積めるだけ積み込みますね。
燃料がなくなったら、とてもこわいですから。

M:そうですね。
とても、こわいですよね。動けなくなれば、場合によっては命に関わりますからね。

あなたは、ポリタンクなどに燃料を入れて、車に積めるだけ燃料を積みこんで、また荒野を旅し始めました。
途中、積みこんだ燃料も使いながら、なんとか大都会にたどり着きました。
街にはガソリンスタンドがたくさんあり、燃料の心配はなくなりました。

S:よかった。無事についたのですね。安心しました。

M:そうですね。無事について良かったですね。
でも、この話はハッピーエンドではなくて、続きがあるのです。

無事に街にたどりついたあなたですが、荒野を旅する経験の中で燃料がなくなったら、とても怖いということを強く記憶しており、燃料の心配がなくなった今でも、ガソリンタンクのほかに、いつも燃料をポリタンクなどで車一杯に積めるだけ積む習慣ができてしまいました。

S:街中で燃料の心配がなくなったのに、まだポリタンクとかに燃料入れているのですか?
街中で危ないですよね~。

M:そうですね。
無駄に余分な燃料を積むことで車の燃費も悪くなりますね。
場合によっては、引火して爆発するなど、命の危険もありますね。
この話の車と燃料を、人と食糧に置き換えると飢餓と肥満の関係になります。

私たちは車ではないので、生きていくためのエネルギーは食べ物から手に入れますね。
つまり、食糧が乏しいという飢餓の状態を乗り越えていくため、食べ物を食べられたときに、体の中にエネルギーを蓄えるという生体メカニズムができたのです。

飢餓ではない、毎日食べ物が食べられる今のような環境では、常にエネルギーを蓄え続けてしまい、肥満になりやすいのです。
結果的に、生命維持活動以上のエネルギーを蓄えることで、かえって生命に危険を及ぼすことになっています。
これが飢餓体験と肥満のつながりです。

 

 

それと、先ほどリバウンドが気になると言われましたが、リバウンドはこの飢餓に強い生体メカニズムのため起こりやすい現象です。

体重が減っていくと、生体メカニズムの働きにより、元の体重に戻そうとして、食欲を誘うようにできています。

S:そうなのですね。飢餓を乗り越えていく生体メカニズムってすごいですね。
ご先祖さまからずっと、私たちの体は飢餓に強い、逆に言えば肥満に弱いメカニズムや、体重を戻そうという働きが自然に備わっているということなのですね。

M:はい。そうですね。

S:宮崎先生、そんなにすごい生体メカニズムが体にあるのは分かりましたが、ますますダイエットしにくいイメージなのですが、ダイエットを成功させる方法ってあるのですか?

M:ダイエットを成功させるポイントは、たくさんあります。
でも、一番大事なことは、ダイエットを正しく理解することです。
ダイエットを成功させるだけでなく、維持していくことが大切です。
それには、基礎知識の習得が一番の近道です。

肥満予防健康管理士の資格講座では、肥満予防に関する幅広い知識を得られます。
そして、JOPHダイエットアドバイザーではダイエット指導の実践方法を学べます。
この2つを習得すれば、正しいダイエットの基礎的な知識はおおよそ理解でき、身につけられると思います。

S:宮﨑先生、私も受けたくなってきました。

M:本当に健康的な正しいダイエットをされたいのであれば、「基礎知識を身につけること」がとても重要です。
楽しく基礎から学ばれたいようでしたら、おすすめなのは肥満予防健康指導員です。
講義用のレジュメ集と副読本「ふたりではじめるカリスマダイエット本」がセットになっています。
この副読本だけでも結構面白くダイエットが理解できると思いますよ。

私たち、日本肥満予防健康協会では、ダイエットのスペシャリストを養成しています。
そして美と健康、ダイエットの幅広い知識の普及に努めております。
ぜひ、学ばれてください。

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